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2019年7月1日月曜日

大阪で見た絶滅危惧種のおっさん

ある意味、今回の朝夕仰ぎて27大阪大会(6月15-16日)で一番印象に残ったのは、懇親会自体ではなく、帰りに江坂駅(会場のサニーストンホテル最寄駅)から梅田まで乗った、御堂筋線の電車内の風景でした。

長椅子に着飾った若い女の子がズラッと6人座り、全員憑かれた様にスマホ。皆、同じに見えました。と思いきや、スマホではなく、読書中の女の子が1人だけ。良く見れば、若作りに見せてはいるものの、そうではないことに気付きました。その世代ギャップの証が本とスマホだったと言う、現代日本社会の縮図の様な一幕も面白かったですが…。

すると、次の駅でスマホ組の1人が降り、そこに、野球帽を被った70歳位の爺さんが座りました。スマホでも、本でもなく、すぐに競馬新聞を広げ、程なく、色鉛筆で目ぼしいレースをチェックし始めました。

実は、学生時代、場外馬券売場の警備員のアルバイトをやった事がありますが、競輪競馬ファンは、何故かボールペンではなく、色鉛筆なのです。その伝統が21世紀の今日まで受け継がれ、しかも、今も大都会大阪のど真ん中で生きているとは!?

何か、絶滅危惧種丸出しの大阪のおっさんに、感動と郷愁さえ覚えた一時でした。

次回は8月10日(土)、27期が当番の蛍雪会総会【15:00 今治国際ホテル】、そして、翌8月11日(日)、今治で27期の懇親会を予定していますので、参加をご検討下さい。詳細はまた、ここに発表します。

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